高速に乗るときの空気圧

高速に乗るときの空気圧

高速道路に乗る際に車の空気圧を高めにする人はたくさんいることと思います。しかし、日本の道路交通法上では空気圧を高めにいれる必要はありません。車にはそれぞれどのくらいの圧で空気を入れたらいいのか表示されていることと思います。その表示された空気圧というのは160キロ以下のスピードで使用する際の指定空気圧になっています。日本の高速道路の最高時速は100キロです。そのため高くする必要はないわけです。それに走行することによって熱膨張により空気圧は高くなります。サーキットなどのアクセルを全開にして走行しない限りは空気圧を高くする必要はないということになります。ちなみに空気圧が低いとタイヤの抵抗が増えてタイヤが発熱しバーストする可能性があります。つまり空気圧を高めに入れることによってバーストする危険を回避しようというのが本来の目的になります。ただ、空気は入れすぎると接地の部分が減り滑りやすくなります。高速道路などの速度の速い場合では顕著にその症状が現れます。したがって、タイヤの空気圧はメーカーで指定されていて表示されている空気圧がベストといってもいいでしょう。